ローソク足の種類(応用)
こんにちは!
前回のローソク足は理解できたでしょうか?初めの時は中々理解するのが難しいかもしれませんが一つずつ理解していきましょう!
今回は前回のローソク足よりも特徴的なものなので理解しやすいと思います。今回も頑張って行きましょう!
ローソク足の種類(応用)
基本的なもの以外の形でこれってなんだ?というもの詳しくやっていきます!
・丸坊主
・寄り付き坊主
・大引け坊主
・コマ
・トンカチ
・カラカサ
・トンボ
・十字線
・四値同事
少し多いですが、特徴的なものばかりなので覚えていきましょう!
丸坊主は、上ヒゲも下ひげもないローソク足の形です。左の陽線は「陽の丸坊主」、陰線は「陰の丸坊主」と言います。陽線では始値が安値、終値が高値。陰線では始値が高値、終値が安値ということになります。
この丸坊主が出現した際には、陽線の場合は上昇が強くなってきている。陰線の場合は下落が強くなってきている。という認識ができます。中々出現しない足ですが、もしも出現した際には確認してみてください。
寄り付き坊主
寄り付き坊主は丸坊主の一種です。「寄り付き」とは、相場用語で「最初の取引」という意味を指します。
なので、陽線の場合では上ヒゲが付いて丸坊主という形。
陰線の場合では下ひげが付いて丸坊主という形になります。
陽線では上が抑えられた形になっており、上昇の勢いが少し衰えていると見れます。陰線では逆に下が抑えられた形になっており下落の勢いが衰えていると見れます。
大引け坊主
大引け坊主も丸坊主の一種です。「大引け」とは、相場用語で「最後の取引」という意味を指します。
なので、陽線は下ヒゲが付いて丸坊主という形。
陰線は上ヒゲが付いて丸坊主という形となります。
陽線では下が抑え込まれた形であり、上昇の勢いが寄り付き坊主よりも強いということがわかります。陰線では上が抑え込まれた形であり、下落の勢いが寄り付き坊主よりも強い形ということがわかります。
コマ
コマは実体が短く、上と下に短くヒゲが付いたローソク足の形です。コマのような見た目なので、簡単に覚えられると思います。
この「コマ」が出現した際には方向が決まっていないのでエントリーはオススメできません。
カラカサ
カラカサは、実体が短く、上ヒゲがなく下ヒゲが長く付いたローソク足の形のことを言います。それぞれ「陽のカラカサ」「陰のカラカサ」と言います。
高値圏で出現で「首吊り線」安値圏の出現で「たくり線」と言われています。
下のヒゲが持ち手、上の実体が雨をしのぐ所と考えていただければわかりやすいかと思います。
トンカチ
トンカチはカラカサの逆で、実体が短く、下ヒゲがなく上ヒゲが長く付いたものを言います。それぞれ「陽のトンカチ」「陰のトンカチ」と言います。
トンカチは持ち手が軽くたたく所は重たいので何もしないと重いほうが下になる。というイメージで良いと思います。
自分が覚えやすいように工夫していただける更に良いです。
トンボ
トンボは、前回やった寄引同時線の一種です。
始値と終値が一緒であり、下ヒゲが長く付いたものを言います。竹とんぼやトンボのような形なのですぐに覚えられると思います。
トウバ
トウバははトンボの逆であり始値と終値が一緒であり、上ヒゲが長く付いたものを言います。
四値同時線
四値同時線(よんねどうじせん)は、四本値が全て同じ寄引同時線です。まったく相場動かなかったこと意味します。
上昇と下落が拮抗している状態であり、エントリーはオススメできません。
終わり
今回はここまでになります。
丸坊主の種類が3種類もあり混乱するかもしれないですが、「寄り付き」「大引け」の意味合いを覚えていれば簡単に覚えられる思います。
ヒゲの意味となぜこんな実体になるかを知っていれば面白いほど相場がわかるようになっていきます。
もしもわからないことがあれば気兼ねなく質問してください
お疲れさまでした。ここまで読んでいただきありがとうございました。